【否定命令】心理学から学ぶ相手をコントロールする方法!?

こんにちは。kouki(@kouki_sales0202)です。

今回は心理学を使って相手をコントロールする方法について解説していきます。

この記事のターゲット
相手を自分の思い通りに操りたい方
営業でクロージングが上手くいかない方
自分の要求が相手にあまり通らない方

 

 

ちなみに動画はコチラ

 

※今回の心理学に基づいたテクニックは使い方次第ではあなたと相手との人間関係に亀裂が入ってしまう可能性があります。使う際には自己責任でここぞのタイミングのみ使ってくださいね!

 

否定命令とは?

今回はタイトルにもあるように”否定命令”という心理学に基づいたテクニックについてお話していきます。

まず読者の皆さんにお願いがあります。

空飛ぶ猫を想像しないでください。

もう一度言いますね。

空飛ぶ猫を想像しないでください。

どうでしょうか?僕は空飛ぶ猫を”想像しないでください”と言いましたが、あなたはつい想像してしまったんじゃないでしょうか?

人間は脳内でイメージしたことをそのまま行動に移す生き物です。つまり「○○しないでください」と言われると○○の部分が脳内で強く認識されて”しないでください”と言われているにも関わらず行動してしまうのです。

例えば、下記の内容に心当たりはありませんか?

  1. 廊下は走るなと言われて走ってしまう
  2. 押すなよと言われても押してしまう
  3. 絶対見ないでね?と言われても見てしまう
  4. 絶対に障子を開けないでと言われても開けてしまう
  5. 絶対笑うなと言われても笑ってしまう

どうでしょうか?少なくとも1番の廊下を走るなは小学生時代に耳にタコができるほど聞いたにもかかわらず走りまくってませんでしたか?←僕はしっかり走ってよく怒られてました。

否定命令と言われると分からないかもしれませんが、知らぬ間に日常生活でほとんどの人が無意識で使っているのです。

否定命令の使い方

次に、具体的な例を用いて否定命令の使い方について学んでいきましょう。

まず、否定命令を使うタイミングとしては相手にやってほしい事を伝えるときです。

主な使われ方としてはよくサイトで有料サービスを販売する際に「本気で自分を変えたい方以外は購入しないでください」とか次のページをクリックさせたい時に「成功したい方以外はここから先に進まないでください」などなど。

この2つはどちらも”購入させたい”・”次ページをクリックさせたい”という相手にやってほしい事をあえて否定形にすることで行動を促しています。なんと恐ろしいテクニックなのでしょうか。。

では、具体的に使える営業トークについて紹介していきます。使うシーンはコチラ↓

  1. 相手に自分の話を聞かせたい時・商談を進めたい時
  2. クロージングで相手が契約するかどうか悩んでいる時

 

他にもありますが、今回はこの2つに焦点を当ててご説明します。

相手に自分の話を聞かせたい時・商談を進めたい時

新規開拓型の営業をしている方は最初に商談のアポイントを取り付けるのが大変ですよね?

そんな時単純に「少し話だけ聞きませんか?」と言うよりも有効なのが、

「○○様にとって有益なご提案があるのですが1度お時間頂けますか?もし現状で満足されているのであれば聞かなくても結構ですが。。」といった言い回しです。

あなたがターゲットにしているほとんどの顧客は何かしらの問題を抱えており、現状に満足している方はいないと思われます。

なので、このトークを使うことで顧客の脳内を刺激することができ商談のアポイントを取り付けることができるでしょう。

 

クロージングで相手が契約するか悩んでいる時

こちらも先程の例と使うトークはほとんど同じです。

相手が契約するかしないか迷っているときには沈黙することもとても大事です。ですが、10分も20分の沈黙を続けられたら埒があきません。そういった場合には

「今回のご提案の内容は○○さんにとってベストな提案だと思います。しかし、○○さんの気持ちが乗らないのであれば契約して頂かなくて結構です。」と言いましょう。

こうすることで相手に”契約する”事を強くイメージさせることができ、自然と契約まで誘導することができます。

 

まとめ

今回は否定命令についてお話ししました。否定命令だけではなく、心理学を使ったテクニックは人間の心理原則を利用して相手を自分の思い通りに誘導することができるため、その行動が相手の気持ちに反する事である可能性もあります。

なので、使用する際にはここぞという時に使って頂ければと思います。

それでは皆さん。

グッバイ